発想の転換と社会保険協会活性化のポイント

開催日:2018年11月22日(木)

印刷

一般社団法人全国社会保険協会連合会主催「2018年度社会保険協会職員研修会」の中で講演致しました。

一般社団法人全国社会保険協会連合会主催の「2018年度社会保険協会職員研修会」にて、「発想の転換と社会保険協会活性化のポイント」と題して弊社より講演致しました内容についてご紹介いたします。

「発想の転換と社会保険協会活性化のポイント」

全国社会保険協会連合会会員である各都道府県社会保険協会それぞれが活性化するヒントの一つに「発想の転換」を利用できるのではないかと考えます。また協会が活性化するには協会の会員(会員事業所)自体が活性化するサービスを提供することが必要と考えます。そのヒントをご提供したいと思います。

現状を知る:ニーズの把握→会員(会員事業所)について知る

各都道府県社会保険協会の会員(会員事業所)はほとんど中小企業かと思います。その中小企業の現状です。
日本の企業の約99.7%占める中小企業の数は年々減少しています。
中小企業の経営上の不安要素としては、「販売不振」、「人材の不足・育成難」、「金融動向(金利上昇・調達難)」などが挙げられます。
一方、中小企業の経営基盤の強化に向けて注力する分野としては「営業・販売力の強化」、「人材確保・育成」、「財務体質の強化」が挙げられますので、この分野に対する様々なサービスや制度の存在を中小企業は望んでいることになるでしょう。

発想する:情報を基に考える→様々な事例から考える

 発想とは、「①思いつくこと、思いつき ②心に起こった考えをまとまった形にすること」で、その発想された事例の見方を変えることを「発想の転換」といいます。今まで表側から見ていたものを180度変えて裏の方から見てみるような「発想の転換」を行うことによって、同じものが全く別なものに見えるのです。この「発想の転換」を利用して会員の悩みを少しでも解消してあげるためには協会として何ができるかを考えることが必要かと思います。

会員(会員事業所)-中小企業に多い現状の「悩み」

会員(会員事業所)-中小企業に多い現状の主な「悩み」は

①営業・販売力の強化 →販売不振からの脱却
②人材の確保・育成   →社員の確保・育成難
③財務体質の強化    →資金調達難・金利上昇

であり、それぞれについて解決例のヒントとなるような事例をご紹介し、また協会として提供可能な方法を2点ほどご提案致しました。

協会活性化のポイントは「会員ニーズの把握」を行い、そのニーズに沿った成功事例の情報収集・把握を行い、社会保険協会の活動目的に沿った可能な範囲で提供できる「サービス」の発想を行うことと考えます。
『「社会保険協会で現在やっていない、社会保険協会にしかできないもの」を「発想の転換」を利用して考えましょう』として、各都道府県社会保険協会で特長のある活動を行っている協会の事例を、実際に活動を行っている協会より紹介していただきました。

(講演内容のご紹介は以上)

>> 一般社団法人全国社会保険協会連合会はこちら(https://www.zensharen.jp

 

 

【講演を通じて、弊社がみなさまにご案内したいことは・・・】

協会・団体には各々特有の課題と事情があり、取組手法も千差万別といえます。
そのような中で、協会会員のニーズの把握やサービス・制度の発想は、様々な協会・団体の運営成功事例を把握しているM&Kコンサルタンツのような第三者を上手く活用することによって、協会会員が喜んで活用するサービス・ 制度の構築が可能になるといえます。ぜひお気軽にご相談ください。