未来への成長を共に…TPG(Taikisha Partners Group)
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建設業界は、急速な高齢化と労働力不足という深刻な課題に直面しております。また、各企業においても、残業上限規制や生産性向上への対応など、多岐にわたる課題を抱えています。これからの課題は自社のみで解決することが難しく、業界全体での強固な連携が不可欠です。
こうした中、問題を解決するためには、業界全体での強固な連携が不可欠なため、株式会社大気社と協力会社が築いてきた強固な関係をさらに発展させ、共に成長を遂げることを目的として、2025年3月に「TPG(Taikisha Partners Group)」が発足いたしました。弊社は、この発足について構築のコンサルを致しました。
今回は、TPG発足のプロジェクト責任者でいらした、株式会社大気社/環境システム事業部統括部長 執行役員の久保田康三様にお話を伺いました。
2025年9月インタビュー
--久保田様、TPGについてお教え願います。
久保田 Taikisha Partners Group(略称:TPG)は、当社(株式会社大気社、以下同じ)における協力会社の団体で、当社が定める安全衛生管理規則や、その他安全衛生に関する諸計画を当社と協力して推進し、各種事故・災害の防止と健康の保持増進につとめることを目的としています。
また、協力会活動を通じて施工/製造/品質向上および生産性の向上や環境負荷低減活動、新工法/省力化工法やコスト低減、人材確保/人材育成活動の協業・活性化により共に切磋琢磨し、互いに永続的に成長し協力関係を築くことを事業の目的としております。
--TPGの発足の背景について教えて下さい。
久保田 国内建設業においては新規雇用の減少や高齢化、また建設業の需要拡大により2025年には建設業労働人口が約90万人不足すると予測されています。建設業を生業とする当社も建設技能労働者の確保のために協力会社との関係を強化する必要があると認識しています。
協力会社を会員とした団体を発足することによって、会員企業と当社経営トップレベルでの交流機会を設けることで関係強化につなげ、また会員企業に対して様々な機会を提供することで連携強化を図りたいと思っております
--TPGの今後の活動の取組みについて教えてください。
久保田「TPG(Taikisha Partners Group)」は、全国規模でのネットワーク構築を進め、協力会社と当社各支社・支店・事務所との連携を強化し、今後も活動を展開していく予定です。
>>「TPG(Taikisha Partners Group)」はこちら
(https://taikisha-partners-group.jp/)